去る平成26年3月21日午後2時より、本覚寺にて春季彼岸会法要を厳修いたしました。
当日は80名近い方々にご参列していただき、開経偈・方便品・自我偈・唱題等、一緒にお経を読誦いたしました。
住職の法話として、松戸六中に関する話がございました。当山住職は創立50周年時に松戸六中のPTA会長をしており、50周年の記念に生徒全員の顔写真とサインを記載した記念誌を発行したことや、今時の人となっている小保方さんも写っていること等のご紹介がありました。
法要後には私・副住職からも一言ご挨拶させていただきました。
今回お話したのは、最近法事の際によく質問される次の質問に関してです。
「どこに座ったらいいのですか?」
「席順というのはどうしたらいいのですか?」
「法要の際に座る席順というのは決まっているのですか?」
当山本覚寺同様、お彼岸の中日には、全国各地の多くのお寺で彼岸会法要が行われます。中日に彼岸会法要を行うのは、丁度昼と夜の時間の長さが同じになることから、右にも左にも偏らない「中道」という仏教思想と結びつくからです。
しかしながら、席に座る場合にはどちらかに偏らなければならないことが多いです。日本には昔からのしきたりとして、上座・下座という考えもあり、法事の時に本堂に入って頂いて、皆さんが立ったままなかなか座らない。
そのような光景を目の当たりにし、上記の質問を寄せられることが多かったので、今回の法話は
「上座?下座?どっちがどっち?」
というタイトルにてお話をいたしました。
当日話したことに色々と補足いたしました記事を後日このホームページに公開いたします。