去る平成26年8月17日(日)の午前11時と午後3時に、本覚寺施餓鬼会法要を行いました。
本覚寺の施餓鬼会は、例年「お盆後の日曜日」ということで予定をしております。今年はお盆最終日である8月16日が土曜日であったため、お盆の棚経が終わった翌日の17日が施餓鬼会となりました。
本年は午前中が100名、午後も100名の合計200名近い方々のご参列を賜りました。
本年の新盆には、本覚寺の総代・世話人を長きに亘りお務めいただいた方々が複数含まれており、施餓鬼会法要の準備に際しては、その方々の在りし日の姿を思い出しながら準備をいたしました。
そこで、副住職である私からの法話として、【偲ぶ】という漢字の意味についてお話させていただきました。偲ぶという漢字は、【人】のことを【思う】と書いて【偲ぶ】となります。
本年は私自身も叔父を亡くしたため新盆となります。これまでとは違ったお盆を迎え、この【偲ぶ】という漢字の意味を色々と考えるようになりました。
この漢字の意味のように、故人のことを色々と思っていただくことが何よりものご供養になるのではないかというお話をさせていただきました。