平成29年5月28日 寺務日誌

本覚寺本堂

真間組

本日も快晴。少し暑いくらいの一日となりそうです。本日は午前中に習志野の海徳寺の法事が1件。午後に本覚寺の法事が1件です。

7:00

本覚寺本堂にて朝勤です。本日の日蓮聖人の御遺文は『彌源太殿御返事』でした。

法華経は三世の諸佛發心の杖にて候ぞかし、但日蓮を杖柱ともたのみ給うべし。険しき山、悪しき道杖をつきぬればたおれず、殊に手をひかれぬればまろぶ事なし。南無妙法蓮華経は死出の山にては杖、柱となり給い、釈迦佛、多寶佛、上行等の四菩薩は手を取り給うべし。

日蓮聖人御遺文『彌源太殿御返事』

彌源太殿御返事

7:50

境内の落ち葉がかなりかなり散乱していましたので掃き掃除を。特に竹が生い茂っている本堂脇から階段にかけては竹の葉がたまっておりました。掃いてもすぐに落ちてくるため多少諦めも必要ですが、朝方に掃いておくのとおかないのでは見た目も、そして自分自身の心持ちもかなり変わります。隣の家からは芝刈りの音が。一週間前に芝刈りをしましたが、そろそろこちらも芝刈りをやらなくては。

9:45

海徳寺本堂にて朝勤です。

10:00

海徳寺が管理している鷺沼中央墓苑にて法事が1件ありました。7回忌法要です。前回まで叔父の前住職が法要を行っていたので、今回霊園に伺うと施主のご家族が『あれ、違うお坊さん?』のような表情でした。その為、法話にて前住職が叔父であること、前回の3回忌法要の翌年に急逝したことに加え、仏縁に関するお話をいたしました。大半の方が津田沼在住でしたが、1家族が新松戸からご参列されているとの話に。それを聞いてその方にどこかでお会いしたような気がしてなりません。高校の同級生のお母さんの通夜の時に、職場の同僚の方がお見えになっており、その方にとても似ているような気が。気がついたのは帰りの車でしたが、広いようで狭い世間。ひょっとしたらそうかもしれません。

11:30

本覚寺に戻る途中に、久しぶりに中山法華経寺の参道を寄り道いたしました。久しぶりといってもちょこちょこと通ってはいるのですが、なかなか車を降りる機会がなく、懐かしの文具店『重田平和堂』に。既に今年の荒行堂の情報をもっていました。さらに子供達が好きなアンパンマンパンを買うためにパン屋『コンコルド』へ。残念ながらアンパンマンパンは売り切れでしたが、代わりにクリームパンマンを。

13:00

お昼をと思い食卓につくと、長男の漢字の宿題が。荷物の『荷』の漢字の書き順をみると・・・

ずっと『口』を最後に書くと思ったら、口を書いた後に最後に縦に書くということに初めて気が付きました。

13:30

真間組の参事さんが、宗務所費の徴収と資料の配布の為本覚寺へお越し下さいました。『宗教法人は税金がかからなくて良いな』と言われることが多いのですが、この時期には日蓮宗はその関連組織へと支払う宗派課金というものがあります。組織が組織として機能する為には当然お金が必要となります。そういった活動の為に、日蓮宗に属する各寺院は宗派課金を支払っております。いわば税金のようなものでしょう。

14:00

本覚寺にて水子供養がございました。お寺までの道のりがなかなかわかりにくく、直前に『車では入れますか?』と確認の電話が。もう少しわかりやすいと初めての方は来やすいとは思うのですが、如何せん山の上にあるお寺の為、参道が細いのは昔も今も変わることはないでしょう。

15:30

昨日・今日の法事の記録をつけました。昨日は5件、今日は2件でしたが、もうすでに昨日の法事の情報をわすれかけております。年とともに記憶も衰えてきていますので、法事の記録をメモすることは円滑な法務の為に不可欠です。

日蓮宗 松戸 本覚寺