平成29年7月14日 寺務日誌

東京盆

本日が最も棚経の件数が多い一日です。都内は渋滞や一方通行等があり、原付きにてお参りです。

7:00

本覚寺本堂において朝勤です。今日の日蓮聖人の御妙判は『異体同心事』でした。

異体同心なれば萬事を成じ、同体異心なれば諸事叶う事なしと申す事は、外典三千餘巻に定まりて候、殷の紂王は七十万騎なれども、同体異心なればいくさに負けぬ。周の武王は八百人なれども、異体同心なれば勝ちぬ。一人の心なれども二つの心あればその心たがいて成ずることなし。百人千人なれども一つ心なれば必ず事を成ず、日本国の人々は多人なれども同体異心なれば諸事成ぜん事かたし。日蓮が一類は異体同心なれば、人々少く候えども大事を成じて一定法華経弘りなんと覚え候。悪は多けれども一善にかつ事なし。譬えば多くの火あつまれども一水には消えぬ。

日蓮聖人御遺文『異体同心事』

異体同心事

異体同心事

8:00

東京盆の始まりです。

夕方までずっとお経をしておりましたので、写真をとる余裕が全くありませんでした。

18:30

本覚寺へと戻ってきました。

が、海徳寺施餓鬼会の卒塔婆があと150〜200本程。

筆を持ってひたすら書き続けます。

日蓮宗 松戸 本覚寺