平成29年7月6日 寺務日誌

本覚寺

今日は久しぶりに一日本覚寺にいることができそうです。

7:00

本覚寺本堂において朝勤です。今日の日蓮聖人の御妙判は『當体義抄』でした。

正直に方便を捨てて、但法華経を信じ、南無妙法蓮華経と唱うる人は、煩悩、業苦の三道、法身、般若、解脱の三?と転じて三観三諦即一心に顕れ、其の人所住の處は常寂光土なり。能居所居身土色心倶体倶用無作三身の本門寿量の當体蓮華の佛とは日蓮が弟子檀那當の中の事なり。是れ即ち法華の當体自在神力の顕す所の功能なり。敢えて之を疑うべからす、之を疑うべからず。

日蓮聖人御遺文『當体義抄』

當体義抄

當体義抄

8:00

本覚寺と海徳寺の事務的作業です。今日は一日本覚寺にいる予定なので、久しぶりにパソコンに向かって作業する時間がとれそうです。

本覚寺と海徳寺の両方なので、会計や法事の申込み等の事務作業を定期的にこまめに作業をしていないと大変なことになります。事務作業が溜まっている気持ちも落ち着かないので、今日で一度事務作業を完了し、気持ちもリセットさせたいです。

13:30

お付き合いがある葬儀社さんがご挨拶に。

こちらの葬儀社の方がお中元やお歳暮を御持参くださるようになって、もうすぐ5・6年経過するのではないでしょうか。

菩提寺がない方の葬儀で紹介されるとかの関係ではないのですが、恩師の葬儀でお世話になって以降、そこから様々な方と繋がっていき、色々とお話をするようになった気がいたします。

一週間程前にもそちらの葬儀社で葬儀をすることがあり、施主の方からとても良い葬儀ができたというお声を直接お伝えいたしました。僧侶として様々な葬儀社による葬儀を見ておりますが、やはり葬儀社によって葬儀に対する考え方は様々です。一回限りという考え方で法外な葬儀費用を請求するところもあればそうでないところも。

今日はお会いした葬儀社の方とは、むしろ僧侶と葬儀社との関係よりも、個人的な信頼関係の方を前提としてお話が出来ているのかもしれません。どうしたら施主の方が安心して葬儀をすることができるのかということを、お寺側はこのように考え、一方、葬儀社としてはこう考えますよというような話となりました。

このところの傾向として、式中に初七日を行うことが多く、火葬場にて失礼することが増えました。これは収骨までの間に私がいると、施主の方々が大変気を使われるので、むしろいない方が気を使わずに良いのかと思っていました。しかし、今日の葬儀社の方の話を聞いて、そう思う方もいるかもしれないが、最後の収骨までいてくれないのかと思う方もいるかもしれないとのことでした。今後は施主の方にその点を直接確認すべきであることを知りました。

15:00

郵便局へと。

16:00

東京のお盆が始まる前に、境内墓地の芝刈です。この梅雨時期の間に芝生があっという間に成長していました。いつものマキタの草刈機を駆使して、際刈りを中心として芝刈を行いました。

途中、お墓参りをされている方と話込んでしまい、芝刈が終了したのは19:30。日が長くなったので、時間が経過していることをつい忘れていました。

日蓮宗 松戸 本覚寺