平成29年8月20日 事務日誌

施餓鬼会法要

恐らく一年で最大の行事である施餓鬼会法要です。午前10時と午後2時との2座の施餓鬼会法要です。

7:00

本覚寺本堂において朝勤です。今日の日蓮聖人の御妙判は『開目抄』でした。

儒家の孝養は今生にかぎる。未来の父母を扶けざれば外家の聖賢は有名無実なり。外道は過去を知れども父母を扶くる道なし。佛道こそ父母の後世を扶くれば聖賢の名はあるべけれ。しかれども法華経已前等の大小乗の経宗は自身の得道猶かないがたし。何に況や父母をや、但文のみありて義なし。今法華経の時こそ女人成仏の時悲母の成佛も顕れ、達多の悪人成佛の時慈父の成佛も顕るれ。此の経は内典の孝経なり。

日蓮聖人御遺文『開目抄』

開目抄

開目抄

8:00

お手伝いしていただくお上人方が集合です。ある程度は準備出来たのですが、卒塔婆並べや原稿の確認等をお願いいたしました。

10:00

1座目の施餓鬼会法要です。地元の方中心に80名近い方がお集まりいただきました。

今回初めての試みとして生ビールサーバーによるビールの提供です。20リットルケースを3ケース用意したのですが、皆様最初の一杯のみで、次からは日本酒などに切り替える方が多く、ビールはそれほどなのかなと。

14:00

2座目の施餓鬼会法要です。今回は70名程度の方にお集まりいただきました。

日蓮宗 松戸 本覚寺