平成29年9月13日 事務日誌

枕経・通夜

昨日の夕方迄はスケジュールが無い一日を予定していたのですが、実際には慌ただしい一日となりました。

長野県下伊那郡松川町に引っ越された檀家さんがお亡くなりになったという訃報を受け、ご自宅にてお通夜です。

夕方5時からのお通夜なので、遅れてはいけないと思い、10時迄には松戸を出発しようと準備をしていた矢先に、今度は海徳寺の総代さんがお亡くなりになったという訃報も入り、慌てて船橋へ枕経です。

7:00

本覚寺本堂において朝勤です。今日の日蓮聖人の御妙判は『報恩抄』でした。

日蓮が慈悲広大ならば、南無妙法蓮華経は萬年の外未来までも流布すべし。日本国の一切衆生の盲目をひらける功徳あり。無間地獄の道をふさぎぬ。此の功徳は伝教、天台にも超え、龍樹、迦葉にもすぐれたり。極楽百年の修行は穢土一日の功徳に及ばす。正像二千年の弘通は末法の一時に劣るか。是れひとえに日蓮が智のかしこきにはあらず時のしからしむる耳。春は花さき秋は菓なる。夏はあたたかに冬はつめたし。時のしからしむるにあらずや。

日蓮聖人御遺文『報恩抄』

報恩抄

報恩抄

9:00

長野へ向けて葬儀の準備をしていると、海徳寺の総代さんがお亡くなりになったという訃報が入りました。

その後、施主の方に何度も連絡してみたのですが繋がらず、きっと慌てているに違いないと思い、すぐに自宅へと向かいました。

途中連絡がとれ、現在船橋の葬儀場にいるということだったので、そちらに伺い枕経です。

12:00

船橋から京葉道路に乗って長野に向かおうと思っていたら、ふと財布を松戸に忘れていることに気が付きました。一度松戸に戻って、それから長野に向け出発です。

15:00

思いの他道路が混んでいなく、2時間30分程で諏訪湖インターへと到着しました。少し休憩していたら、施主の親戚の方と偶然にも駐車場でおあいいたしました。

16:00

長野県松川町のご自宅へと到着です。葬儀の慣習が地域によって異なるので、葬儀社の方と打ち合わせです。自然豊かで、りんご畑に囲まれたご自宅です。

通夜

ご自宅での通夜です。親戚や近親者のみの通夜なので、一応17時からとはなっておりましたが、家族の方々と故人のお話をしながら、頃合いを見てのお通夜です。

お通夜のお経が終わった後に納棺です。こちらの慣習に従い、ご家族の方々によって旅支度が整えられ、納棺いたしました。

日蓮宗 松戸 本覚寺