葬儀・通夜
超大型の台風21号が関東を直撃した朝。朝5時に強風の音で目が覚めました。
本日は松戸市内の葬儀場にて葬儀があり、その後松戸市内のセレモニーホールにてお通夜です。
7:00
本覚寺にて朝勤です。本日の日蓮聖人の御遺文は『種々御振舞御書』です。
種々御振舞御書
佛滅後二千二百二十餘年が間迦葉、阿難等、馬鳴、龍樹等南岳、天台等、妙楽、傳教等だにいまだひろめ給はぬ法華経の肝心諸佛の眼目たる妙法蓮華経の五字。末法の始めに一閻浮提にひろまらせ給うべき瑞相に日蓮魁したり。和當共二陣三陣つづきて迦葉、阿難にも勝れ、天台、傳教にもこえよかし。わづかの小島の主等が威嚇さんを恐じては閻魔王の責をばいかんがすべき佛の御使となのりながら臆せんは無下の人々なりと申しふくめぬ。
日蓮聖人御遺文『種々御振舞御書』
8:00
ゴミ捨てに行くと、本堂脇の竹やぶの竹が隣のお宅へと今にも倒れそうな状況に。
すぐに友人の大橋斎藤造園へと連絡し、職人の方々に竹を切ってもらいました。風が強い中での作業でした。すぐに駆けつけてもらい、大事にいたらず本当に感謝です。
13:00
松戸市内の杉浦葬儀場にて本覚寺檀家さんの葬儀です。
子供の時からパンなどを買いに行っていたご主人の葬儀です。色々と思い出すことがありながらの葬儀でした。
朝方迄に考えていた戒名をつけようと過去帳を開いたら、故人のお父さんも全く同じ院号で、急遽異なる院号にいたしました。
その戒名を授与したのが父です。父も同じように故人のお父さんのことを考えていたのだと思うとともに、その偶然に驚くばかりでした。
17:00
火葬場での拾骨が終わり、本覚寺へと戻ると、写真家の方が大勢集まっておりました。
台風一過の今日、富士山がとてもきれいに見えておりました。
18:00
北小金の昭和セレモニーにてお通夜です。
今回のお通夜は、松戸中央霊園に墓地を生前に購入していたご縁でした。
法話にて、上本郷の本覚寺ですと自己紹介すると、親戚の方々がざわざわと。故人のおばさんが本覚寺の墓地に眠っており、「え、あの本覚寺?」というような反応。施主の方は当然知っているのですが、通夜に駆けつけた親戚は、導師が本覚寺だとは全く気がついていなかったようです。
加えて、故人の弟さんの孫さんが息子の同級生。枕経の際にそんな話にまで言及していたのですが、参列された方は全く知らなかったようです。仏縁をとても感じるお通夜でした。