七五三
今日は子供の七五三です。市川市の大本山中山法華経寺にて行われる天童行列に参加させて頂きます。
その前に、立正大学仏教学部にて修復していただいた日蓮聖人像ならびに鬼子母神が本覚寺へと戻ってきます。
7:00
本覚寺本堂において朝勤です。今日の日蓮聖人の御妙判は『身延山御書』でした。
身延山御書
誠に身延山の栖は、ちはやぶる神も惠を垂れ、天下りましますらん。心なきしづの男、しづの女までも心を留めぬべし。哀れを催す秋の暮れには草の庵に露深く檐に集多く蜘蛛の糸玉を連き、峯の紅葉いつしか色深うして断々に傳う懸樋の水に影を移せば、名にしおう龍田河の水上もかくやと疑はれぬ。又後ろには峨々たる深山聳えて梢に一乗の果を結び、下枝に鳴く蝉の音滋く前には湯々たる流水湛えて實相真如の月浮かび、無明深重の闇晴れて法性の空に雲なし。かかる砌なれば庵の内には晝は終日に一乗妙典の御法を論談し夜は竟夜要文誦持の聲のみす。傳え聞く釈尊の住み給いけん鷲峯を我が朝此の砌に移し置きぬ。霧立ち嵐烈しき折々も山に入りて薪をこり露深き草を分けて深沢に下りて芹をつみ、山河の流れもはやき嚴瀬にい菜をすすぎ袂濡れて干しわぶる思いは、昔人丸が詠じける和歌の浦に藻汐垂れつつ世を渡る海士もかくやとぞ思い遣る。つくづくと浮身の有様を案ずるに佛の法を求め給いしに異ならず。
日蓮聖人御遺文『身延山御書』
8:00
ひたすら庭掃除です。
10:00
立正大学仏教学部において修復して頂いた日蓮聖人像ならびに鬼子母神が戻ってきました。
日蓮聖人像は室町時代、鬼子母神は江戸時代初期のものだそうです。
色々な説明を受け、明後日の御会式法要にお披露目いたします。
14:00
市川市中山法華経寺にて行われた天童行列に参加いたしました。
3年前には長男と長女が、今回は長女と次男が参加です。
前回の時は大勢のお稚児さんがいましたが、今回は15名ほど。
法衣店の方に衣装を着せてもらい、お稚児さんの完成です。
祖師堂での法要終了後、新井日湛貫首様より直接感彰状の贈呈がございました。貫首様、あいかわず声が大きく、とても元気そうでした。