水子供養
年末も差し迫り、年末年始に命日を迎える方の法事が今日重なっています。明日以降もちょこちょこと法事の予定が入っていますが、本覚寺で複数での法事は今日が最後の予定です。
7:00
本覚寺本堂において朝勤です。今日の日蓮聖人の御妙判は『身延山御書』でした。今日は長男が一緒にお経をあげました。
身延山御書
誠に身延山の栖は、ちはやぶる神も惠を垂れ、天下りましますらん。心なきしづの男、しづの女までも心を留めぬべし。哀れを催す秋の暮れには草の庵に露深く檐に集多く蜘蛛の糸玉を連き、峯の紅葉いつしか色深うして断々に傳う懸樋の水に影を移せば、名にしおう龍田河の水上もかくやと疑はれぬ。又後ろには峨々たる深山聳えて梢に一乗の果を結び、下枝に鳴く蝉の音滋く前には湯々たる流水湛えて實相真如の月浮かび、無明深重の闇晴れて法性の空に雲なし。かかる砌なれば庵の内には晝は終日に一乗妙典の御法を論談し夜は竟夜要文誦持の聲のみす。傳え聞く釈尊の住み給いけん鷲峯を我が朝此の砌に移し置きぬ。霧立ち嵐烈しき折々も山に入りて薪をこり露深き草を分けて深沢に下りて芹をつみ、山河の流れもはやき嚴瀬にい菜をすすぎ袂濡れて干しわぶる思いは、昔人丸が詠じける和歌の浦に藻汐垂れつつ世を渡る海士もかくやとぞ思い遣る。つくづくと浮身の有様を案ずるに佛の法を求め給いしに異ならず。
日蓮聖人御遺文『身延山御書』
8:00
毎朝日課の掃除です。今日は中庭を中心に掃除いたしました。
11:00
本覚寺にて49日忌法要ならびに納骨法要です。朝方は富士山が見えていたのですが、法事が始まる頃には雲隠れしてしまいました。
13:00
松戸中央霊園にて7回忌・23回忌法要です。墓前のみの法要だったのですが、冷たい風が吹き、参列している方の早く終わらないかなという視線を感じました。当初は雨だれにてお経を読んでいたのですが、途中からは中拍子へと。さらに後半は早めの本拍子へと変化していました。
15:30
本覚寺本堂にて水子供養です。
16:00
新規に墓地を決められた方がお寺にお見えでした。生憎水子供養が入ってしまったので、妻に応対してもらいました。子供の急な歯医者から戻ってきてくれたので助かりました。このところ予定がかなりぎっしりはいってしまっているので、一人では難しいなと感じています。