平成29年7月20日 寺務日誌

海徳寺法事・本覚寺棚経

本日は2件の法務が入っております。1件目は海徳寺の檀家さんの法事が、習志野市海浜霊園にてあります。2件目は、本覚寺の法務です。今年新盆を迎える方のご自宅へと伺い、新盆のお経です。

7:00

本覚寺にて朝勤です。本日の日蓮聖人の御遺文は『開目抄』です。

抑も上は悲想の雲の上、下は奈落の底までも、生をうけて死をまぬがるる者やはある。然れば外典のいやしき教にも、朝に紅顔あって世路に誇るとも、夕には白骨と為って郊原に朽ちぬと云えり。雲上に交わって雲の鬢面あざやかに、雪の袂をひるがえすとも、其の楽しみをおもえば夢の中の夢なり。山の麓蓬が下は終の栖なり。玉の臺錦の帳も後世の道にはなにかせん。小野小町衣通姫が花の姿も無常の風に散り、樊會張良が武藝に達せしも獄卒の杖をかなしむ。されば心ありし古人の云わく、あわれなり鳥邊の山の夕煙、おくる人とてとまるべきかは。末のつゆ本のしづくや世の中のおくれさきたつためしなるらん。先亡後滅の理り始めて驚くべきにあらず願うても願うべきは佛道、求めても求むべきは経経なり。

日蓮聖人御遺文『聖愚問答抄』

聖愚問答抄

聖愚問答抄

8:00

本覚寺にて昨日までの法務の記録です。週末から昨日までに法事や葬儀が重なっていたので、その記録をつけました。

11:00

習志野市海浜霊園にて海徳寺檀家さんの法事です。

静岡からお越しの方を含め4名での法事でした。当初山務員の方がお経を担当すると思っていたようでして、私が伺うと皆様驚いておられました。土日の法事の場合には本覚寺と海徳寺とで重なってしまうことが多く、物理的に海徳寺の法事をすることができませんが、今回は平日をご希望ということで大丈夫でした。

海徳寺の留守番をしていただいたりと大変お世話になっている方の法事でしたので、なんとか自分で行いたいという思いでした。

先代住職が葬儀の導師をし、今日が7回忌法要。先代が残した引導文等を紹介しながら、故人の略歴にも触れました。

14:00

本年新盆を迎える方のご自宅にて棚経です。

日蓮宗 松戸 本覚寺