平成29年8月25日 事務日誌

八柱霊園・読誦会

本日は午後より兄弟子のお寺にて読誦会があります。それ以外は予定がないので、読誦会の前に海徳寺寺報を印刷業者に納入することと、本覚寺施餓鬼会に欠席だった方で八柱霊園にお墓をお持ちの方の墓地へと卒塔婆の運搬を予定しています。

7:00

本覚寺にて朝勤です。本日の日蓮聖人の御遺文は『持妙法華問答抄』です。

過去遠々の苦しみは徒にのみこそ受け来しか。などか暫く不變常住の妙因をうえざらん。未来永々の楽しみはかつかつ心を養うとも、強いてあながちに電光朝露の名利をば貪るべからず。三界無安猶如火宅は如来の教え、所以諸法如幻如化は菩薩の詞也。寂光の都ならずは何くも皆苦なるべし。本覚の栖を離れて何事か楽しみなるべき。願わくは現世安穏後生善處の妙法を持つのみこそ、只今生の名聞後世の弄引なるべけれ。須らく心を一にして南無妙法蓮華経と我も唱え他をも勧めんのみこそ今生人界の思い出なるべき。南無妙法蓮華経。南無妙法蓮華経。

日蓮聖人御遺文『持妙法華問答抄』

持妙法華問答抄

持妙法華問答抄

9:00

海徳寺の9月の寺報を仕上げました。

つい先日施餓鬼会が終わったばかりなのですが、寺報の案内には秋季彼岸会の告知をいたしました。

報恩道語表紙(平成29年09月号)1のサムネイル報恩道語1(平成29年09月号)

報恩道語内側(平成29年09月号)3のサムネイル

報恩道語2(平成29年09月号)

報恩道語内側(平成29年09月号)2のサムネイル

報恩道語3(平成29年09月号)

報恩道語4(平成29年09月号)

報恩道語4(平成29年09月号)

12:30

八柱霊園に卒塔婆の運搬を行いました。

全ての方が行事に参加できるわけでもなく、車がない方は卒塔婆を自身の墓地まで運ぶことが難しいということで、最近ではお塔婆を各お墓へと持っていっております。

広い八柱霊園ですが、もうこの作業をしてから5・6年経過しているでしょうか。どの方のお墓が八柱霊園内のどこにあるかがある程度わかってきましたので、比較的スムーズに運搬できました。

14:00

市川市大野の本将寺にて月例の読誦会です。

今回は途中お経が飛んでしまった処があり反省です。この読誦会では要品、撰法華経、提婆達多品(訓読)、寿量品(本拍子〕とい順で読誦した後に修法を行うのですが、お経のスピードがとても早く、目で追っていても目が追いつかず、口だけが勝手に動いているような感じとなります。途中にあれこれ考え事をしていると、気がつけばどこを読んでいるのかわからなくなってしまうこともあります。このような読誦会があるからこそ、自身の至らない点がはっきりとわかり刺激となります。来月こそはと思っております。

日蓮宗 松戸 本覚寺