御首題・法事・通夜
今日も週末にしては落ち着いた日曜日と思っていて、当初は松戸中央霊園の法事が1件と馬込霊園近くの斎場でお通夜が1件でした。
が、御首題を希望される方が2組法事の直前にお越しになり、そこから慌ただしくなりました。ご相談にお寺に来られたり、電話での問い合わせ等、法事が始まる直前に集中いたしました。
7:00
本覚寺本堂において朝勤です。今日の日蓮聖人の御妙判は『十王讃嘆抄』でした。
人身は受けがたし爪の上の土、人身は持ちがたし草の上の露、百二十まで持て名をくさらして死せんよりは、生きて一日なりとも名をあげん事こそ大切なれ。
日蓮聖人御遺文『崇峻天皇御書』
8:00
このところ草刈ができない日々が続いてました。雑草は正直です。階段のヤブカラシはどんどんと成長し、なんとかしなければと思いながら数日を過ごしていました。
今日は法事が12時からだったので、それまでに草刈や庭の落ち葉掃除などを片付けたいと動き始めました。
10:00
境内に目を向けると、横浜ナンバーの車が一台止まっていました。きっとお墓参りだろうと思っていたら、現れたのは東葛飾高校時代の野球部の後輩。
聞けば、草野球の試合が早朝に松戸市の運動公園であり、その足で私の実家を探してきたと。奥様もご一緒で、本来であればゆっくりとおもてなしすべき所なのですが、草刈の途中だったのでなんとも中途半端な対応になってしまいました。
何か言いたいような感じだったので聞いてみると、御首題をお願いできますかと。もちろん喜んで書きました。昨日の同級生といい、気軽にお寺に来てくれることを本当に嬉しく思いました。
11:30
庭掃除もある程度終わって、最後に落ち葉を集めて終わろうかと思っていたところ、今度は土浦ナンバーのお車が。
途中、少し離れた坂辺りで作業していたので御首題希望とは全く気が付かず、汗びっしょりで戻ると、『御首題お願いできますか?』とのご要望が。
法事まであと30分。移動が10分かかるので、猶予は正味20分。慌てて手を洗い、着替えをして、御首題を書きました。
12:00
松戸中央霊園にて1周忌法要でした。小さなお孫さんも一緒に参列してくれました。
13:00
先週末の法事の記録です。先週は法事やら葬儀やらでかなりタイトな週末でしたが、その直後に身延山・七面山へとお参りしたので、週末行った法事の備忘録を全くつけておりませんでした。
今日の法事とともに、本覚寺で行った週末の法事、さらに海徳寺で行った法事の記録を整理しました。
16:40
海徳寺にて夕勤です。七面山に一緒に登詣した七面大天女を海徳寺へ安置いたしました。
18:00
馬込火葬場付近の葬儀場にてお通夜です。
葬儀の後にお斎の席にて故人のお話を色々とお聞きしたのですが、中学生頃のお孫さんが印象的でした。話を聞こうとしても涙が止まらず、お爺さんのことがとても大好きであったことがとても良くわかりました。