開山上人
今日は本覚寺第1世の祖父・加藤錬明(号:雲洞上人)の祥月命日です。昭和42年に遷化されて今年で50年となります。
6:30
本覚寺本堂において朝勤です。今日の日蓮聖人の御妙判は『彌源太殿御返事』でした。毎朝祖父のご回向をしておりますが、今日はいつもよりもより丁寧にご回向いたしました。私が生れるずっと前に遷化されているのでもちろんお会いしたことはないですが、孫のお経を聞いて喜んでくれているのかなと思いつつ、祥月命日のお勤めをいたしました。
彌源太殿御返事
法華経は三世の諸仏発心の杖にて候ぞかし、但し日蓮を杖柱ともたのみ給うべし、険しき山悪しき道杖をつきぬればたをれず、殊に手をひかれぬればまろぶ事なし、南無妙法蓮華経は死出の山にてはつえはしらとなり給へ、釈迦仏多宝仏上行等の四菩薩は手を取り給うべし
日蓮聖人御遺文『彌源太殿御返事』
8:00
海徳寺で管理している鷺沼中央墓苑の様々な書類を整理いたしました。17年近く経過し、代表役員の氏名も先代の叔父名義である書類も多く、書類を確認いたしました。そして新しく作成すべきものはエクセルやワードを駆使し、新たな書式へと変更いたしました。このような文章を作成する時に、大学時代の研究生活がとても役立っていると実感いたします。指導教官からみっちり手ほどきを受けたおかげで、書類のレイアウトには結構自身があります。
9:00
松戸中央霊園をとられている方より訃報が入り、すぐに枕経へとご自宅に向かいました。
当初は午前中に海徳寺と鷺沼中央墓苑に行くことを予定していたのですが、急遽予定を変更いたしました。
11:00
枕経を終え、習志野へ出発しようと荷物を車に運んでいた矢先に、今度は本覚寺の檀家さんより訃報が入りました。
今日の午後から日曜日まで、予定がぎっしり詰まっており、また場所も川口であったので枕経にはお伺いできませんでしたが、日程等の連絡をとり、葬儀の段取りを行いました。
何もない時には何も予定がないのですが、続く時には続くなというのがお寺の定めなのかもしれません。
13:00
海徳寺にて一読し、それから鷺沼中央墓苑へと移動です。
霊園に到着すると、事務員の方が事務所をキレイに掃除してくださり、また机や備品等もキレイになっていました。
昨日霊園を引き継いだ時にはなにかうす汚い印象でしたが、今日はそんな感じではなく、とてもキレイでした。
霊園にお参りに来た方も同じような印象をもったようで、「電球変えた?」と質問されたようです。
17:00
知り合いのお寺さんへとご挨拶へ。いつもキレイにされており、入口のレイアウト等大変勉強になりました。
お参りされる方が気持ち良くお参り出来る環境を整えることが、住職としてとても大事だと改めて感じました。
18:30
海徳寺の檀家さんの御見舞へと千葉市内の病院へ。食事中にお邪魔してしまいました。久しぶりにお会いしたのですが、笑顔でお話されていたので安心いたしました。まだ痛みがあるとのことでしたから、ひょっとしたら我慢されているのかなと心配になりましたが、聞いていた様子とは違っていたので良かったです。