清水寺
本日は海徳寺住職としての一日です。
組寺である清水寺さんの先師法要に式衆として出座です。なお清水寺といっても京都の清水寺ではなく、中山法華経寺の清水寺(せいすいじ)さんです。
7:00 本覚寺朝勤
本覚寺にて朝勤です。本日の日蓮聖人の御遺文は『當体義抄』です。
正直に方便を捨てて、但法華経を信じ、南無妙法蓮華経と唱うる人は、煩悩、業苦の三道、法身、般若、解脱の三?と転じて三観三諦即一心に顕れ、其の人所住の處は常寂光土なり。能居所居身土色心倶体倶用無作三身の本門寿量の當体蓮華の佛とは日蓮が弟子檀那當の中の事なり。是れ即ち法華の當体自在神力の顕す所の功能なり。敢えて之を疑うべからす、之を疑うべからず。
日蓮聖人御遺文『當体義抄』
8:30 清水寺先師法要
清水寺先師法要が本堂にて行われました。
10時からの法要開式ですが、8時30分の諸役集合に何とか間に合いました。何年も法華経寺へは通いましたが、道路の渋滞は変わっていません。早めに本覚寺を出ましたが、かなり道が混んでおり、裏道をちょこちょこと入りながら無事到着いたしました。
数年振りの鉢担当です。
13:00 後席
場所を港区赤坂へと移動し、先師を偲ぶ会です。
赤坂なる都会へと行くことはほとんどないので、その雰囲気だけでもお腹いっぱいです。
市川からだと40分程度で到着し、交通の便の良さを実感しました。
19:30 平塚の葬儀社
友引前はお通夜を行うことが出来ないので、一人外出しておりました。
すると妻から「神奈川の葬儀社の人より電話があったから、大至急連絡して」
との電話が。
すぐに電話すると、お亡くなりになった方のお名前を聞いても、全くピンときません。
葬儀社の方に「その方は本覚寺の檀家さんですか?」
と問い合わせると、
「千葉で日蓮宗の本覚寺さんということで、インターネットで検索し、お電話した次第です」
との返答が。
近隣にも
- 船橋市小室の本覚寺
- 流山市平井の本覚寺
が日蓮宗寺院であります。
「ひょっとしたら近隣の本覚寺さんかもしれませんので、もう一度施主の方に御確認された上で、当該本覚寺さんにご連絡したほうがよろしいのではないでしょうか?」
と返答し、電話を切りました。
訃報の電話はいつくるかわからないので、電話に出れない時にはすぐに折り返し、施主の方に安心してもらえるように心がけています。
しかしながら、今回のケースのように、菩提寺そのものをよく確認しないまま、インターネットでの検索のみでお寺に電話される葬儀社がいることに唖然としました。