令和3年10月13日に七面山敬慎院へとお参りに行きました。
ここ数年は9月にお参りしておりましたが、緊急事態宣言がなかなか解除されず、10月に入ってからの参詣となりました。今年も津田沼海徳寺にお祀りしてある七面様を背負いながらの登詣です。そして、山頂の敬慎院にてお経をあげていただきました。
今年のお参りにはもう一つの目的がありました。それは、祖父の書いた字がどうやら13丁目の肝心坊にあるという資料を発見したので、その確認もありました。
昭和38年8月24日に、ケヤキ板の額に「肝心坊」と書いているという記録を発見しました。長さは三尺三寸、幅は一尺三寸。山梨県身延七面山十三丁目 肝心坊 井出一郎さんと記されています。
天候は生憎の雨。しかも運動不足のため、ほぼ写真を撮る元気はほとんどないままの参詣でした。
麓から35分程度でようやく13丁目の肝心坊に到着いたしました。
目的の額らしき物が確かに正面に掲げられておりました。きっとそうだろうと思いつつ、確認の為、iphoneのアプリにてサイズを計測いたしました。
正確なサイズではないですが、長さが96cm、幅が36cmとなっていたので、記載されてたサイズとほぼ一致しました。
これまで何度もこの額を見ていましたが、よく見てみると、左側に消えかかっていますが「雲洞」の字が白字でありました。
祖父が残した「筆陣録」には、全国各地に沢山の字が残されているという記録があります。そろそろコロナも一段落しそうですので、また別の場所へとお参りしてみようと思いました。