平成31年星祭祈祷会

去る平成31年1月14日(成人の日)午前11時より、当山本覚寺において新年星祭祈祷会が開催されました。

天候にも恵まれ、160名近い参加者の方がお集まりいただきました。

祈祷会に先立って、僧侶2名による水行を行いました。

その後、総勢6名の僧侶による読経・祈祷が行われ、参詣者の家内安全・身体健全等の祈願をいたしました。

さらに、本年から本覚寺総代・世話人が新たに刷新されたことをうけ、檀信徒の前にて新体制のご紹介をいたしました。

今年の参詣者は例年以上であり、用意していた椅子も足りず、本堂内に入らないほどの大勢の方が詰めかけていただきました。

どうぞ本年もよろしくお願いいたします。

水行

平成16年に最初の荒行を終え、ついで平成22年に2度目の荒行を終えました。

過去数年荒行僧のお手伝いをする立場として、荒行堂事務所書記を勤めさせていただきましたが、修行を終えてから一度も水を被ることはなく、8年振りの水行でした。

今回水行を行ったきっかけの一つが、昨年11月に開催された京都大学硬式野球部創部120周年記念行事に参加したことです。

自身の眼の前に学生服姿の男の子が3名座っており、将来京大野球部を志している高校生かと思っておりました。しかし、高校生ではなく、京大の応援団の方でした。

思えば、連敗続きの野球部にもかかわらず、いつも大きな声で応援してくれていたのが応援団の方々。ほとんど勝てずに申し訳ない気持ちが今もあります。野球の試合が負けたのは自分たちの声援が足りなかったからだと、試合後に団長に訓育されている応援団員の姿がありました。

試合に負けたのはもちろん自分達野球部の実力不足です。それにもかかわらず必死に応援し続けてくれた応援団には、今でも感謝の気持ちを強く持っています。

そんなことを120周年記念行事の時に思い出し、ふと自分自身の今の立場を考えました。

「僧侶という立場は、檀信徒の応援団のような存在なのでは?」

であるならば、ご祈祷をする前に、まずは自身の身を清めてからご祈祷をしなければ、そんな思いを持つようになり、今年水行をしてからの祈祷会となりました。

8年ぶりの水行でしたので水行肝文を間違えないか心配でしたが、何とか間違わずに肝文を唱えられました。

元旦に海徳寺で水行した際には、初めて見るふんどし姿に子供達が大爆笑しておりました。しかし、本覚寺での水行は海徳寺とは異なった厳かな雰囲気の中でのものでした。

祈祷会

総代・世話人

後席

水行肝文

久しぶりの水行肝文でした。備忘録として下記に勘文を掲載しておきます。

若持法華経にゃくじほけきょう 其身心清浄ごしんじんしょうじょう 不染世間法ふぜんせけんぼう 如蓮華在水にょれんげざいすい 得聞此経六根清浄とくもんしきょうろっこんしょうじょう 神通力故増益寿命じんつうりきこぞうやくじゅみょう

頭頂礼敬一切供養ずちょうらいきょういっさいくよう 面目悉端厳為人諸喜見めんもくしったんごんいにんしょきけん 口中常出清蓮華香くちゅうじょうすいしょうれんげこう 合掌以敬心欲聞具足道がっしょういきょうしんよくもんぐそくどう

身意泰念快得安穏しんにたいねんけとくあんのん 淫欲皆已断純一変化生いんよくかいいだんじゅんいちへんげしょう 有大筋力行歩平正うだいごんりきぎょうぶびょうしょう

つつしみうやまって勧請かんじょうたてまる 南無仏南無法南無僧なむぶつなむほうなむそう 南無本師釈迦牟尼仏なむほんししゃかむにぶつ 南無一乗妙法蓮華経なむいちじょうみょうほんれんげきょう
南無末法唱導師日蓮大菩薩なむまっぽうしょうどうしにちれんだいぼさつ 護世護法ごせごほう天神地祇てんじんちぎ

べつしては法華行者擁護ほっけぎょうじゃおうご 南無鬼子母大善神十羅刹女なむきしもだいぜんじんじゅうらせつにょ
経王瓶水無漏相承修法きょうおうびょうすいむろそうじょうしゅほう先師せんし 祈祷勲功之先哲きとうくんこうのせんてつ 各々来臨影嚮知見照覧為おのおのらいりんようごうちけんしょうらんなさしめたまえ。

あおねがわくば天地清寧妙法広布てんちせいねいみょうほうこうふ 天長地久五穀豊穣てんちょうききゅうごこくほうじょう 国家安全万民快楽こっかあんぜんばんみんけらく

遠近檀越現当願満おんごんだんのつげんとうがんまん 沙門某罪障消滅しゃもんそれがしざいしょうしょうめつ 降伏怨魔経力不塘ごうぶくおんまきょうりきふとう 加行成辨けぎょうじょうべん 感応道交かんのうどうきょう

真観清浄観しんかんしょうじょうかん 広大智慧観こうだいちえかん 悲観及慈観ひかんぎゅうじかん 常願常瞻仰じょうがんじょうせんごう 無垢清浄光むくしょうじょうこう 慧日破諸闇えにちはしょあん 能伏災風火のうぶくさいふうか 普明照世間ふみょうしょうせけん 悲体戒雷震ひたいかいらいしん 慈意妙大雲じいみょうだいうん 澍甘露法雨じゅかんろほうう 滅除煩悩焔めつじょぼんのうえん

澡欲塵穢そうよくじんね 着新浄衣じゃくしんじょうえ 内外倶浄ないげぐじょう 安処法座あんようほざ

我不愛身命但惜無上道がふあいしんみょうたんじゃくむじょうどう 一心欲見仏不自惜身命いっしんよくけんぶつふじしゃくしんみょう 如那羅延堅固之身にょならえんけんごししん 世尊大恩以希有事愍教化利益我等せそんだいおんいけうじみんきょうけりやくがとう 乃能問釈迦牟尼仏ないのうもんしゃかむにぶつ 如此之事利益無量一切衆生にょししじりやくむりょういっさいしゅじょう

有供養者福過十号うくようしゃふくかじゅうごう 是真精進是名真法供養如来ぜしんしょうじんぜみょうしんぽうくようにょらい

南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経

是人意清浄ぜにんにしょうじょう 明利無穢濁みょうりむえじゃく