去る9月1日に、松戸仏教会による『松戸のお寺』というガイドブックが発行されました。
松戸仏教会とは、松戸市内のお寺が宗派を越えて連携し、仏教の教えを広めるとともに、社会奉仕活動を行う会です。松戸仏教会は戦前より活動を行っており、現在では約60ヵ寺のお寺が所属し、花祭り、施餓鬼会法要、歳末助け合い托鉢等の活動をしております。本覚寺開山全中院日壽上人はかつて松戸仏教会の副会長を務め、その活動の様子は古い写真に残されております。
仏教の宗派は様々ですが、松戸仏教会に所属する寺院は次のような宗派に分類されます(カッコ内は寺院数)。
- 真言宗(21)
- 日蓮宗(20)
- 曹洞宗(8)
- 浄土宗(5)
- 浄土真宗(4)
- 天台宗(2)
- 臨済宗(2)
- 時宗(1)
- 単立(2)
松戸のお寺の中では、真言宗が21ヵ寺(豊山派20・智山派1)と最も多く、次いで日蓮宗が20ヵ寺となっております。以上のような数字を見ると、松戸のお寺は日蓮宗と真言宗がほぼ拮抗した数あることがわかります。
このガイドブックでは、各お寺の特徴をわかりやすくまとめてあります。同じ松戸の近隣のお寺について、普段知っているようでも意外と知らないことも多く、このガイドブックはとても興味深いものです。
本覚寺にも多少ございますので、もしも興味がある方がおられましたらお声がけ下さい。