平成29年6月15日 寺務日誌

千葉県民の日

葬儀

本日は千葉県民の日。天気も快晴です。今日は学校と幼稚園が休みなので、本当であれば家族サービスに近くの市民プールに連れていく予定でした。しかし、葬儀が重なってしまった為、本日の家族サービスは中止です。

本日は午前中に葬儀が1件、正午にも葬儀が1件でしたが、時間が重なってしまったので、先に申込があった方のみ導師を勤めます。夕方にはインターネットから法事の申込があった方が来山予定です。

7:00

本日の朝勤です。今日の日蓮聖人の御遺文は『上野殿御返事』です。

抑も今の時法華経を信ずる人あり。或いは火の如く信ずる人もあり、或いは水の如く信ずる人もあり。聴聞する時は燃え立つ計り思えども、遠ざかりぬれば捨つる心あり。水の如くと申すはいつも退せず問はせ給えば、水の如く信ぜさせたまえるか、尊し尊し。

日蓮聖人御遺文『上野殿御返事』

上野殿御返事

上野殿御返事

8:00

本日の葬儀の準備です。葬儀の後に施主の方がしなければいけない手続きが様々あり、その中の一つが49日忌並びに納骨法要です。位牌や仏壇、お墓の手配等、慌ただしい中での準備となりますので、できるだけわかりやすように文章やイラストを駆使しつつ案内文を作成しております。また、葬儀の際に法号(戒名)の説明もしますので、その法話の準備もいたしました。

10:30

葬儀です。昨日のお通夜に引き続き、本日も近隣の寺院の方にお手伝いしていただきました。普段は一人で全て行うので、葬儀場につくと、喪主とご挨拶、係の方との打合せ、白木位牌への戒名の筆入れ等、かなり慌ただしい状況となります。しかし、今回は伴僧のお上人がある程度段取りをしていただいたので、大変スムーズに葬儀に望めました。

15:30

葬儀から本覚寺へ戻り、遅くなっての昼食です。葬儀が重なってしまった為、守谷での葬儀を依頼したお上人も丁度本覚寺にお越しになりましたので、昼食をご一緒にいたしました。御多忙のところ予定を調整して頂き、こちらの無理を快諾していただけるお上人方に本当に助けられているなと感じました。

16:30

今度の土曜日に法事の申込をされた施主の方が、本覚寺にご挨拶にお越し下さいました。16時頃の予定でしたが少し遅かったので、やはり途中道に迷ったようです。

そういえば、葬儀に行っている際に本覚寺に電話にて法事の申込がございました。妻が電話にて応対したのですが、『昨日本覚寺に行ったが留守だったので・・・』という旨の話をしていたようです。『あれ?』と思いながら、お電話をしたところ、どうやら隣の本福寺さんと本覚寺を混同しているようでした。恐らく昨日は本福寺さんに行き、電話で問い合わせたのが本覚寺のようでした。

インターネットを通じて本日本覚寺にお越しになられた施主さんは、八柱霊園に墓地があり、その近くの日蓮宗寺院ということで検索して、本覚寺のホームページにたどり着いたようです。本覚寺と本福寺とは名称がとても似通っていいるので、やはり事前に確認していただくことがとても大切なことだなと思いました。

17:00

千葉県民の日で退屈をしていた子供達を相手に境内にて家族サービスです。

土日は法事がほとんど入っている為、小学校や幼稚園が休みであっても中々何処かに連れて行くことができません。その一方で平日であれば法事が入ることはあまりなく、そんな時に子供が休みであればどこかへ連れていきたいのですが。

そうはいっても、そんな時に限って葬儀が入ることが『マーフィーの法則』ならぬ『本覚寺の法則』です。加えて、最近ではインターネットを通じての法事がかなり増えているので、平日であっても法事が入ることが頻繁にあるようになりました。

明日も平日ですが、午前中に御祈祷が1件、法事が1件入っております。さらに午後には習志野の海徳寺へと行く予定です。

日蓮宗 松戸 本覚寺