葬儀打合せと棚経
本日より東京の棚経に本格的に入ります。本来は明日の13日がお盆の入ですが、今日は遠方の方と今日ご指定の方を中心とした予定です。
葬儀が入ってしまってはいけないと思い、午前中の予定を空けていたのですが、急遽午前中に葬儀の打合せが入りました。
7:00
本覚寺本堂において朝勤です。今日の日蓮聖人の御妙判は『立正安国論』でした。
汝早く信仰の寸心を改めて、速かに実乗の一善に帰せよ。しかればすなわち三界は皆仏国なり。仏国それ衰えんや。十方は悉く宝土なり。
宝土何ぞ壊れんや。国に衰微なく、土に破壊なくんば、身はこれ安全にして、心はこれ禅定ならん。この詞 、この言、信ずべく崇むべし。
日蓮聖人御遺文『立正安国論』
8:00
海徳寺施餓鬼会の卒塔婆書きです。葬儀の打合せの方が10時にお見えになるので、それまでに書けるだけ書きたいと思います。
東京の棚経が終わるのが15日で、16日には本覚寺にて法事が4件。さらに海徳寺の施餓鬼会の午前中には本覚寺の檀家さんの葬儀となってしまったので、施餓鬼会までに卒塔婆を書き上げられるか心配になってきました。
10:00
葬儀の打合せです。
昨晩の遅くにお母さんがお亡くなりになったというご訃報の電話が入り、枕経に行きたいとお伝えしたのですが、松戸市斎場の霊安室では枕経は出来ないということで、今回は施主の方に本覚寺までお越しいただきました。
かれこれ17年程お盆の棚経の時にお伺いしているのですが、色々とお話をしていると仏縁があるのだなと思いました。もともとは静岡県にお住まいということでお話を聞くと、『あれ?どこかで聞いたことがある地名だな』と思い、日蓮宗の寺院名簿をみると、施主の方のご実家は、私が荒行堂の初行・再行でお世話になった方の御自坊の目の前でした。海徳寺の檀家さんの葬儀の際も、『どちらからお越しですか?』とお聞きしたら、やはり静岡の同じ地名が出てきて、より詳しくお話を伺うと、その先輩のお寺さんの世話人を長年お勤めになられていたという話に。さらに、数年ほど前からインターネットを通じてお経に行くようになった方のご実家のお墓も、その先輩のお寺にあったということでした。どこかで繋がっているのかなと改めて思いつつ、故人の略歴・お人柄をお聞きいたしました。
12:00
東京の棚経へと。
今日は5軒と数は少ないのですが、場所が三鷹、高円寺、本駒込、綾瀬、柴又と遠方の方が多く、予定がずれて、結局本覚寺へと戻ってきたのは20時近くになってしまいました。
グーグルの指示どおりに運転したのですが、予想だにしない細い裏道ばかりを案内するので、気がつけば指示された箇所を何度も通り過ぎていました。グーグルが賢いのは十分に承知しておりますが、もう少し運転しやすい案内をしてほしいなと思っているのは私だけではないはずです。