平成29年6月8日 寺務日誌

紫陽花

永代供養墓

昨日より梅雨入りし、今日の天気は良くないとの予報でした。明け方かなりの強風だったようで、境内を見渡すと銀杏の枝があちらこちらに落ちていました。天気が良くないことを見越して、今日は事務作業中心の一日となりそうです。

本日の予定は、10時30分より水子供養、11時30分より永代供養墓の相談、12時30分より永代供養墓の申込です。

7:00

本覚寺本堂にて朝勤です。本日の日蓮聖人の御遺文は『持妙法華問答抄』です。

只願はくば経を持ち名を十方の仏陀の願海に流し、誉れを三世の菩薩の慈天に施すべし。然らば法華経を持ち奉る人は天龍八部諸大菩薩を以て我が眷属とする者也。しかのみならず因身の肉團に果満の佛眼を備え、有爲の凡虜に無爲の聖衣を着けぬれば、三途に恐れなく八難に憚りなし。七方便の山の頂に登りて九法界の雲を拂い、無垢地の園に花開き法性の空に月明らかならん。是人於佛道決定無有疑の文憑あり。唯我一人能爲救護の説疑いなし。一念信解の功徳は五波羅蜜の行に越え、五十展傳の随喜は八十年の布施に勝れたり。頓證菩提の教は遥かに群典に秀で、顕本遠壽の説は永く諸乗に絶えたり。

日蓮聖人御遺文『持法華問答抄』

持妙法華問答抄

持妙法華問答抄

8:00

天気が悪くなるだろうからと思っていましたが、朝方はまだ雨が降らずになんとかもちそうな状況でした。

本日3組の方がお寺に来られるので、雨が降る前に落ち葉の掃き掃除を行いました。昨晩から朝方にかけてかなり風が強かったようで、境内には結構大きな銀杏の枝が散乱していました。

また、本堂、客殿、庫裏を掃除機がけも行いました。ダイソンのコードレス掃除機を導入してから、いちいちコンセントを差し替える必要もなく、掃除が本当に楽になりました。現在使用している掃除機はダイソンV8です。前モデルから使用しているのですが、バッテリーの持ちが格段に向上したことで助かっています。前モデルの時は掃除の途中でバッテリー切れとなることが多々ありました。

空っぽだったゴミが、この掃除だけでこれぐらいまでたまりました。

また、庭に眼をやると、いつしか紫陽花が植えられていました。嫁の仕業です。

このような細かな作業はだいたいが奥様によるものです。しかし、お参りに来られる方々からは、どうやら私が色々作業しているように思われているかもしれません。そんな時、日蓮聖人の下記御遺文 の言葉が心に染みます。

矢の走るは弓の力、雲の行くことは竜の力、男の仕業は女の力なり

日蓮聖人御遺文『富木尼御前御書』

10:30

水子供養の予定でした。しかし定刻になると『急用が入ってしまって・・・』

11:30

49日忌法要の打合せ後、永代供養墓の紹介をいたしました。

そもそも数十年前より熱心にお寺に通っておられましたが、この度ご主人を亡くされ、将来的なお墓の心配をされておりました。ご自宅の近くの霊園を契約しておられましたが、お子さん達が海外在住の為、墓の維持管理をどうすべきかということで、本覚寺の永代供養墓を検討したいということで、今回御案内いたしました。

12:00

永代供養墓の申込です。すぐ近所にお住まいでしたが、遠慮されて境内に入られることをためらっていたようでした。本覚寺の雰囲気や永代供養墓の内容を気に入っていただけてようです。生前予約でしばらくはまだ誰も入る予定はないが、生前に場所を確保して安心したいということでお申込みになられました。

日蓮宗 松戸 本覚寺