枕経
本日は特に予定がない一日のつもりでしたが、親友の義母さんがお亡くなりになり枕経等が急遽入りました。
2:30
高校時代の同級生からLINEが入り、義母がお亡くなりになったとの訃報が。
普段だと爆睡しているはずが、此の日に限ってはふと眼が覚め、その時に連絡がありました。
きっと慌てているだろうかと心配したところ、この後の段取りがわからないとのことでした。葬儀社も既に決まっているとのことだったので、その後の流れを伝えました。
本人がしっかりしていたのである程度は大丈夫そうかなとうとうとしていました。
その後明け方になり、葬儀の日程をということになったので、スケジュールを確認しながら、土日の通夜・葬儀は正直難しいけど、きっと施主はこの日を希望するだろうなという予想が的中いたしました。
7時過ぎに葬儀社の担当者に連絡し、火葬場の確認を行いました。7時の葬儀または13時の葬儀ならば土日でも大丈夫ですとの返答。
7時の葬儀であれば、日曜日の法務4件を自身だけで行なえますが、13時となると・・・
という思いもありながら、10時の枕経へと向かいました。
10:00
柏の葬儀場へと赴き、枕経ならびに葬儀の打合せです。東葛飾高校にもほど近く、30分もあれば到着するものと目論んでいましたが、葬儀場近くの旧水戸街道が大渋滞。結局は20分も遅刻しての到着です。目の前にいながら20分ほどの時間があっという間に過ぎていきました。
枕経が終わり、葬儀の打合せを行いました。お葬式の喪主を経験する機会はあまりない昨今。出来る限り施主の方の立場を考えながら、今後決めなければならないことが何であるのかを伝えつつも、慌てずに決めず、少し冷静になって下さいということもお伝えいたしました。
12:30
頭がボサボサになっていたので、床屋さんにて6ミリに刈ってもらいました。
14:00
葬儀の準備です。土日と法事が4件ずつ、合計で8件入っています。またお通夜の前には海徳寺にて檀家さんとの打合せも入っており、土日の通夜・葬儀はかなりタイトなスケジュールとなっています。
慌てないように、戒名のいわれや49日忌法要で必要なもの等、書類を作成いたしました。加えて、普段は葬儀場にて直接書いている白木の位牌も、今回は時間がないであろうことが予想されるので、今日直接白木の位牌に戒名を書きました。
今回の施主からは生前戒名をという希望があり、3年前に今回の故人の略歴や人柄をお聞きいたしました。その後、タイミングを見てと伝えて3年が経過していました。既に施主の方からある程度のお人柄を聞いていたので、今回戒名を決めるにあたっては、比較的スムーズに。
しかし、枕経の後に、長女・次女の方からのお話を聞くと、違う一面もあったので、葬儀場に向かう迄に考えていた戒名と、お寺に戻ったから考えた戒名では違いがあります。普段はお通夜でお話を聞き、葬儀で授与する戒名です。今回も改めて色々な方々にお話をお聞きすることの大切さを感じました。