平成29年12月30日

門松

門松

本日は一日海徳寺です。本覚寺の正月飾りは28日完了しましたが、海徳寺は30日の今日行います。

5:00

海徳寺の御札書きです。朝であれば来客等がないので集中して書くことができます。

7:00

本覚寺にて朝勤です。本日の日蓮聖人の御遺文は『観心本尊抄』です。

観心本尊抄

一切衆生皆成佛道の教なれば上根上機は観念観法も然るべし、下根下機は唯信心肝要也、されば経には「浄心に信敬して疑惑を生ぜざらん者は地獄、餓鬼、畜生に堕ちずして十方の佛前に生ぜん。」と説き給えり、いかにも信じて次の生の佛前を期すべきなり。譬えば高き岸の下に人ありて登る事あたわざらんに、又岸の上に人ありて縄をおろして、此の縄にとりつかば我れ岸の上に引き登さんと云わんに、引く人の力を疑い縄の弱からん事をあやぶみて、手を納めて是をとらざらんが如し、争でか岸の上に登る事をうべき、若し其の詞に随いて手をのべ是をとらえれば即ち登る事をうべし、唯我一人能爲救護の佛の御力を疑い、以信得入の法華経の教えの縄をあやぶみて、決定無有疑の妙法を唱え奉らざらんは力及ばず、菩提の岸に登る事難かるべし、不信の者は堕在泥梨の根元なり、されば経には「疑いを生じて信ぜざらん者は則ち當に悪道に堕つべしと。」説かれたり、受けがたき人身をうけ値いがたき佛法にあいて、争でか虚しくて候べきぞ。

日蓮聖人御遺文『持法華問答抄』

8:00

再び御札書きです。

11:00

海徳寺の正月飾りです。

昨年は門松をインターネットにて注文しました。しかし、かなり高価で、できることならば自作したいと思っていました。

昨年の門松をそのまま保存し、それを見本に必要な素材を調達しました。肝心の松は実家の本覚寺に沢山自生していますので、それを使用することに。しめ縄や南天等は、ジョイフル本田にて調達いたしました。

昨年は4万円程かかった門松でしたが、今年は数千円に抑えることができました。

門松の底の部分をぐるぐる巻にした際に「男結び」なる結びがなかなかうまくできませんでした。製作時間は4時間。初めてでしたが、そこそこ満足いく出来栄えです。

18:00

海徳寺にて夕勤です。昨日に、今日も子供が全員海徳寺についてきてくれました。目的はゲーム。

正月準備で何も構うことができないので自由にさせていましたが、最低限お勤めはということで皆出仕です。

海徳寺 夕勤

日蓮宗 松戸 本覚寺