平成29年6月26日 寺務日誌

水子供養・葬儀

朝方にはパラパラと雨が降っていましたが、少しずつ天候が回復していくようです。

本日は水子供養が1件、その後葬儀です。

6:00

本日葬儀があります。故人の戒名やその後の流れ等、出来る限りわかりやすくすべく、パソコンに向かって作業です。

  1. 中陰表(戒名の読み方や49日の日程等)
  2. 49日忌法要の申込書
  3. 49日忌までにやるべきことのToDoリスト
  4. 本位牌のレイアウト(作成例)

これらをA4の書類としてまとめました。少し前までは、戒名のいわれを文章に作成し、それをお渡ししておりました。しかしながら、本覚寺と海徳寺の両方のお寺の法務をするようになり、時間の制約上、戒名のいわれを文章にすることが困難になってきました。戒名については、葬儀の式中に皆さんの前でいわれを口頭にて説明するようにしております(本当は文章で残した方が良いのですが・・・)。

7:00

本覚寺本堂において朝勤です。今日の日蓮聖人の御妙判は『生死一大事血脈抄』でした。

総じて日蓮が弟子檀那等自他彼此の心なく水魚の思いをなして、異体同心にして南無妙法蓮華経と唱え奉る處を生死一大事の血脈とは云うなり。しかも今日蓮が弘通する處の所詮是れなり。若し然らば広宣流布の大願も叶うべきものか。あまつさえ日蓮が弟子の中に異体異心の者これ有れば、例せば城者として城を破るが如し。

日蓮聖人御遺文『生死一大事血脈抄』

生死一大事血脈抄

9:00

本覚寺本堂にて水子供養です。

10:00

本日の葬儀の方は、最近では珍しく当日に納骨されるので、本覚寺本堂にて繰り上げ初七日を行った後に納骨です。

火葬場から戻ってきて慌てないように、葬儀に向かうまでの1時間に、堂内の準備や清掃等を行いました。雨が降っているから境内の落ち葉等の掃除はしなくてもいいかとこの時は思っていましたが・・・(実際には天候が回復したので、火葬場から一足早く戻ってきて、すぐにマキタのブロアにて30分程掃き掃除しました。なので、納骨前には結構な汗だくでした。)。

12:00

このところ式中に繰り上げ初七日を行う方がほとんどでしたが、今日は当日納骨の為、葬儀の時は葬儀のみ。繰り上げ初七日を式中に行うと、かなりバタバタしてしまうので、正直なところ個人的には、葬儀は葬儀、初七日は初七日という形で別々で行ってほしいです。しかし、式場の関係で、戻ってから初七日だと次のお通夜に支障があったり、祭壇の準備等、現実的には難しいのかもしれません。

15:30

火葬場から本覚寺へと向かい、本覚寺本堂にて繰り上げ初七日です。

その後、本覚寺境内墓地にて納骨です。47年振りの納骨ですので、久しぶりにカロートの蓋をあけましたが、中はとてもキレイなままでした。お墓の場所によっては水が溜まっていることもありますが、本覚寺は高台で水はけもよく、そのような理由から昔からお墓が建てられていたのかもしれません。

日蓮宗 松戸 本覚寺