平成30年1月30日

祥月命日

本日は母親の祥月命日です。亡くなってからちょうど3年経ちました。日蓮聖人の御遺文、

人の寿命は無常なり。出る息は入る息を待つことなし。夢か幻か未だわきまえがたく候

のお言葉が心に響きます。

7:00

本覚寺にて朝勤です。本日の日蓮聖人の御遺文は『持法華問答抄』です。

持法華問答抄

一切衆生皆成佛道の教なれば上根上機は観念観法も然るべし、下根下機は唯信心肝要也、されば経には「浄心に信敬して疑惑を生ぜざらん者は地獄、餓鬼、畜生に堕ちずして十方の佛前に生ぜん。」と説き給えり、いかにも信じて次の生の佛前を期すべきなり。譬えば高き岸の下に人ありて登る事あたわざらんに、又岸の上に人ありて縄をおろして、此の縄にとりつかば我れ岸の上に引き登さんと云わんに、引く人の力を疑い縄の弱からん事をあやぶみて、手を納めて是をとらざらんが如し、争でか岸の上に登る事をうべき、若し其の詞に随いて手をのべ是をとらえれば即ち登る事をうべし、唯我一人能爲救護の佛の御力を疑い、以信得入の法華経の教えの縄をあやぶみて、決定無有疑の妙法を唱え奉らざらんは力及ばず、菩提の岸に登る事難かるべし、不信の者は堕在泥梨の根元なり、されば経には「疑いを生じて信ぜざらん者は則ち當に悪道に堕つべしと。」説かれたり、受けがたき人身をうけ値いがたき佛法にあいて、争でか虚しくて候べきぞ。

日蓮聖人御遺文『持法華問答抄』

日蓮聖人御遺文『持法華問答抄』

日蓮聖人御遺文『持法華問答抄』

9:00

法要の打ち合わせに檀家さんがお見えになりました。故人は足繁くお寺に来られた方で、お亡くなりになってからもうすぐで一周忌となります。

今日が母の命日ですよと伝えると、やはり未だに信じられないとのことでした。

その後、京都の日蓮宗のお寺にお参りに行きたいということで

  1. 妙顕寺
  2. 本圀寺

に行ってみたいそうでしたが、個人的には

  1. 本法寺
  2. 鷹ヶ峰(光悦寺と圓成寺)

をおすすめしました。

10:00

本覚寺の星祭の模様を撮影していただいた写真家でもあり当山の檀家さんが、写真のデータを納品しに来られました。

当日は大勢の方でごった返し慌ただしかったので、こういった記録は後々に確認する上でも大変助かります。

実際よりも男前に写っています。

Cute One(キュートワン)おすすめです。

12:00

母の命日に兄弟弟子(妹弟子)の方がお参りに来てくれました。

14:00

金融機関に入金に行きました。常日頃より出来る限り手元に現金を置かないように心がけています。磁気エラーが発生してしまい、窓口にて対処してもらい無事入金できました。入金できた時点でいつもほっと一安心いたします。

ふと思い出したのが、大学の時の恩師の言葉です。客観性が大切だよという指導をいつも受けてきました。誰がやっても同じデータであれば同じ結果となることが大事で、誰もがそれを検証できなければいけないと。

お寺の会計も研究と同様に、金融機関という外部機関に預けることで、誰がみても入金したという事実が客観性を得ます。お布施として預かったものを私物化しない為にも、その流れが誰がみてもわかるようにしなければいけません。そのような意味でも、金融機関の存在は大切であるなと。

明日の税務調査は過去4年分で、4年前のことは忘れてしまっているかもしれませんが、出来る限り足がつくように会計処理をしてきたつもりです。

18:00

年末・年始と慌ただしい日々を過ごし、ほぼ運動することなくかなり太ってしまいました。久しぶりにスポーツジムへと足を運びました。明日はスーパームーン。今日は月が綺麗です。

皆既月食

皆既月食

日蓮宗 松戸 本覚寺