平成29年7月10日 寺務日誌

施餓鬼準備からのお通夜

海徳寺の施餓鬼会まで一週間を切りました。卒塔婆の準備を始めました。夕方より海徳寺の檀家さんのお通夜です。渋滞が心配なので、今日は電車にて参ります。

7:00

本覚寺本堂において朝勤です。今日の日蓮聖人の御妙判は『十王讃嘆抄』でした。

孝養に三種あり、衣食を施すを下品とし、父母の意に違わざるを中品とし、功徳を回向するを上品とす。存生の父母だに尚功徳を回向するを上品とす、況や亡き親に於ておや。

日蓮聖人御遺文『十王讃嘆抄』

崇峻天皇御書

崇峻天皇御書

8:00

週末に結構な数の法事を行ったので、その備忘録を申込み用紙・パソコンへと入力です。

そして丁度来週の月曜日に行われる海徳寺の施餓鬼会の準備です。いつもは一部印刷している卒塔婆を使用していましたが、今回は全て手書きです。三週間程前に卒塔婆を注文したのですが、納期が今週の金曜日になりそうということでした。今回の海徳寺施餓鬼会のスケジュールはかなりタイトでして、東京盆が終わった翌日となります。少しずつでも卒塔婆を書いておかないと、子供の夏休みの宿題のように、直前に慌てて書き上げることが予想されるので、今日より準備を始めました。

18:00

JR津田沼駅前の葬儀場ライフケアにてお通夜です。

電車にて会場に向かったのですが、途中、北松戸駅前のワイン屋さんと、霊園でお世話になっていた石材店の元営業さんと偶然お会いしました。

さらに、葬儀場に到着すると、担当者の方から『本覚寺さんですよね?』と。あれ、今日は海徳寺の住職として来たのにと思っていたら、その担当者は知っている方でした。以前、その方のお婆ちゃんの葬儀したことがありました。当時はまだ学生さんでしたが、その後葬儀社に就職されたというところまでは聞いておりました。担当エリアもご実家とは離れていたので、このような形でお会いするのも何かの仏縁かなと思いました。

日蓮宗 松戸 本覚寺